脱毛について調べてるとわからない用語が出てくると思ったのでこんな記事を作ってみました!
いちいち検索するのは面倒なので、わからない脱毛用語はここで探してみてください。
光脱毛
フラッシュ脱毛、美容脱毛、エステ脱毛など広い呼び方をしています。
抑毛・減毛を目的としていて、医療用のレーザーに比べて照射力が優しいので、特別な資格などはなく扱える。
光の強さが穏やかなので、肌トラブルを抱えている方にも受けられる脱毛方法です。
脱毛に伴う痛みもほとんどないことも特徴で、初めて脱毛をする方や痛みが苦手な方におすすめ。
また光脱毛には種類があり、「IPL脱毛」、「SHR脱毛」、「SSC脱毛」、「THR脱毛」、「HHR脱毛」があって、それぞれに脱毛が可能な箇所や特徴が異なります。
光脱毛についての詳細はこちら。
脱毛
「体の毛を取り去る行為を脱毛」といいます。
具体的には「毛を剃る行為」「医療レーザー脱毛」「エステ脱毛」「毛抜きやワックスによる方法」「除毛クリーム」など、広く使用できる言葉です。
抑毛
毛の成長を抑制し、毛を細くさせていくことで生えてくる毛を目立たなくさせる方法。
減毛
脱毛を行い「毛の量や密度を減らす」ことで、全体的な毛量を減らすことです。
除毛
毛を剃ったり、除毛クリームを使用し表面の毛のみを処理すること。
毛母細胞
毛乳頭の周りに存在する細胞で、毛を作り出している細胞です。
毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、新しい細胞に押し上げられ毛穴から外に出て「角質化」したものが毛になります。
毛乳頭
毛細血管から運ばれてくる栄養を取り込み、毛母細胞に与える役割があります。
IPL脱毛(インテンス・パルス・ライト) / 熱破壊式脱毛
光脱毛の1種で「メラニン色素に反応する特殊な光」を使用し、「毛母細胞」や「毛乳頭」に熱を与えて、ダメージを蓄積していく脱毛方法。
医療レーザー脱毛と基本的には同じ脱毛方法で、毛根に直接ダメージを与えるので比較的早く効果が出るのが特徴です。
その反面、肌への負担が大きく、痛みや熱さを感じやすいのと、産毛などのメラニン色素の薄い箇所には反応しにくいというデメリットもあります。
IPL脱毛についての詳細はこちら。
SHR脱毛(スーパー・へア・リムーバル) / 蓄熱式脱毛
蓄熱式脱毛とも呼ばれ、「バルジ領域」という毛を生み出す毛皮部分に光を当てて行う脱毛方法。
成長期・退行期・休止期の全ての毛に反応し、メラニン色素や毛質、毛周期を気にすることなく脱毛が可能。
痛みが少ないことがメリットですが、毛根に直接ダメージを与えることができないので、即効性は期待できないのが特徴です。
SHR脱毛についての詳細はこちら。
SSC脱毛(スムース・スキン・コントロール) / 美肌脱毛
ビーンズジェルを塗布した肌に「クリプトンライト」という光を当てて、ジェルの中に入っているビーンズを弾けさせ、肌に浸透させる脱毛方法。
主に美容効果や抑毛を目的としていて、脱毛効果はあまりないのが特徴です。
SSC脱毛の詳細はこちら。
ビーンズジェル
特殊な青いカプセルが入ったジェルで、この中には「フィリニーブ」という「制毛効果のある植物由来の成分」が入っており、毛の成長の抑制効果があります。
フィリニーブ
植物から抽出された様々な制毛成分が濃縮されており、毛の成長を抑制する効果があります。
また、肌への有効成分が多く含まれており、「柔軟化作用」「リフレッシュ作用」鎮静作用にも有効な「植物ペプチド」が配合されているので、美肌効果への期待があります。
フィリニーブは非常にデリケートな成分なので、ジェルで保護したものが用いられます。
クリプトンライト
希ガス元素の一種で白熱電球などに用いられ、ビーンズジェルに含まれているフィリニーブを弾けさせるように波長やパルス幅、ピークパワーを調整して用いられます。
THR脱毛(サーモ・ヒート・リムーバー)
SHR脱毛と同じく「バルジ領域」に光を当てて行う脱毛方法で、蓄熱式脱毛です。
SHR脱毛との違いは光の照射方法で、SHR脱毛は往復照射・THR脱毛は連続式照射になります。
SHR脱毛は連続して使用すると徐々にパワーダウンしてしまいますが、THR脱毛は1秒間に6回の連続した照射が可能で、同時に同じ出力で脱毛を行えます。
THR脱毛の詳細はこちら。
HHR脱毛(ハイブリッド・ヘア・リムーバル)
ハイブリッド脱毛とも呼ばれ、「IPL脱毛」と「SHR脱毛」のメリットを両方取り入れた脱毛方法で、「痛みが少ない」「様々な毛質に対応可能」「ホクロや日焼けした肌の施術が可能」「毛周期をあまり気にしなくて良い」などのメリットがあり、その反面デメリットが「導入しているサロンが少ない」や「効果が出るまでに時間がかかる」というほぼないのが特徴です。
また、あくまで光脱毛ですので「永久脱毛はできない点」には注意しましょう。
HHR脱毛の詳細はこちら。
蓄熱式脱毛
弱い出力のレーザーや光を連続して照射して、熱を徐々に蓄えながら毛根を破壊、もしくはダメージを与える脱毛方法。
蓄熱式脱毛の詳細はこちら。
脱毛冷却ジェル
光脱毛や医療レーザー脱毛の施術前に、施術箇所に塗るジェルです。
熱や光から肌を守り、「痛みを和らげる」「肌荒れを防ぐ」「脱毛効果を上げる」「脱毛器の滑りを良くする」などの効果があります。
医療レーザー脱毛
光脱毛よりも強い出力でレーザーを照射し、メラニン色素に反応し熱を発生させます。
医療レーザー脱毛を行うには医師、看護師がいる医療機関である必要があり、永久脱毛が可能な脱毛方法になります。
光脱毛よりも少ない回数で高い脱毛効果が得られる反面、「痛みが強いので多くの場合は麻酔が必要」「肌トラブルが起きる可能性が光脱毛よりも高い」「ホクロや日焼けした肌には脱毛が行えない」などのデメリットがあります。
医療レーザー脱毛の詳細はこちら。
ニードル脱毛
医療用の細い針(絶縁針)を毛穴に挿入し、電気を流すことによって毛根にダメージを与え永久脱毛を行う方法です。
電気を流す時間は1本あたり0.25秒〜0.5秒ほどで、施術と同時にその箇所の脱毛が完了します。
高い脱毛力と即効性、部分的な施術を行うデザイン脱毛が可能ですが、「脱毛の中で1番痛みが強い」「料金が高い」「施術前に3mmほど毛を伸ばす必要がある」などのデメリットもあります。
デザイン脱毛
部分的に行う脱毛で、細かな脱毛が可能。
広範囲をまとめて行う「光脱毛」「医療レーザー脱毛」は不向きで、一般的にはニードル脱毛で行う。
余分な箇所の毛、眉毛のラインを整えたいといった細かな調整を行う際におすすめ。
デザイン脱毛の詳細はこちら。
毛周期
毛が生えてから抜けるまでのサイクルを指し、大きく分けると「成長期」「退行期」「休止期」の3つに分類される。
成長期
毛が伸びている時期を指し、成長前期と成長後期に分けられます。
「成長前期」は毛乳頭から栄養をもらった毛母細胞が活発に分裂して、皮膚の下で毛が伸びる。
「成長期」は毛が毛乳頭と繋がっており、毛周期のサイクルの中で毛の根元が最も深い位置にある。
メラニン色素は最も濃い状態。
「成長後期」は毛母細胞が活発に分裂し、伸びた毛が皮膚の表面に出てくる。
退行期
毛の成長が止まり毛が毛穴から抜け落ちる準備をする時期。
毛乳頭から毛が離れ始め、毛の根元が浅くなります。
メラニン色素は薄い状態。
休止期
新しい毛を生やす準備期間のため、脱毛を行うのに1番不向きな時期です。
休止期が終わると再び毛母細胞が活発になり、成長期のサイクルに入ります。
青ヒゲ
ヒゲを剃ったあとに、毛穴に残った毛の断面が皮膚を通して青く見える状態。
遺伝などの先天性の原因の他、生活習慣の乱れやストレスなどでも青ヒゲになります。
喫煙、睡眠不足、飲酒、偏った食生活などもヒゲが太くなり、青ヒゲになる原因です。
VIO
デリケートゾーンのことで「Vライン」「Iライン」「Oライン」を合わせた言葉。
「Vライン」は恥骨上部の下着で覆われている三角形のゾーン。
「Iライン」は陰部周辺。
「Oライン」は肛門周辺。
色素沈着
脱毛後に肌がシミのようになる現象で、皮膚への刺激で皮膚が炎症を起こし、メラニンが過剰分泌することで起こります。
色素沈着に効果のある脱毛はこちら。
ダウンタイム
施術後の休息や回復に必要な時間で、赤みや腫れ、皮膚の状態が落ち着くまでの時間のこと。
硬毛化
光脱毛や医療レーザー脱毛後に毛が太く濃くなる現象で、外部からの刺激により体の防衛本能が働き、より濃くて太い毛を作りだし身を守ろうとしていると考えられている。
メラニン色素
肌や毛、瞳の色を構成している色素で、黒っぽい色の「ユーメラニン」と、黄赤っぽい色の「フェオメラニン」という2種類があります。
紫外線や肌による刺激、生活習慣の乱れにより増えると言われています。
メラニン色素に関係なくできる脱毛はこちら。
バルジ領域
毛根に発毛の指令を出す箇所で、毛の元になる細胞を増やす「毛包幹細胞」、毛の色素に関係する細胞を増やす「色素幹細胞」の2種類がある。
バルジ領域から弱らせる脱毛はこちら。
毛包幹細胞
バルジ領域に存在し、毛を構成する組織の基になっている箇所。
色素幹細胞
バルジ領域に存在し、毛の色を保つ(黒色)役割を担っている箇所。
毛包幹細胞がなくなると色素幹細胞も意地できず、栄養が供給されずに白髪の原因になる。
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